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歴史薫る滋賀の庭園

​歴

■作庭時期:江戸時代初期
■系譜:嵯峨源氏・渡邊氏・赤田氏

■文化財指定日(滋賀県)

・庭園部分(平成27年3月24日)

・江戸時代の庄屋屋敷部分(平成30年10月30日)

・屋敷全体(令和3年2月16日)

​※指定面積1,377㎡

​■浄土真宗系の作庭

豊富な水源を利用し2本の水路から水流を作る手法

座敷から見て正面右手にある滝水を落とす

石の配置・石組みなどにオリジナリティがある。

​江戸時代初期に作られた民家の庭園は

全国的に見ても希少である。

家紋_背景透明

​■現存する茶室

​現存する離座敷は煎茶室の様式を整え露地を有する。

露地は青桐・百日紅が植栽され敷石など煎茶の決まり事を有している。

建物は大正5年に建てられ

丸窓や茶室としての機能を有し

質素ながら建築当時のまま現代に受け継がれている。

​■江戸時代から続く庄屋屋敷

現在の赤田氏庭園の存在する屋敷は、江戸時代より庄屋を代々務めていたため​庄屋屋敷を色濃く残している。正門は天正13年3月に八嶋屋敷から移築され現存する。

略歴として家主が浅井長政の家臣となった頃、草野谷に菜地があり小谷城下の八嶋の出張屋敷から時折、年貢等の取立てや争い事のたびに草野谷に出向いていたと考えられる。その後現在の太田に館を構えた。

寛政年間の赤田家

寛政年間の赤田家

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水音鳴る池
門構え
荘厳な門構え
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